挑戦し続ける、栗山町
人口減少や高齢化。
多くの都道府県がこれらの問題を抱えており、
栗山町も例外ではありません。
しかし栗山はこの問題に対し新規就農者への支援や
若手農家のコミュニティづくりなど、新しいことに常に挑戦し続けています。
東大むら塾は毎年長期休みに栗山町の地元の方の協力の元、農業研修を行なっています。
ここでは、今まで行なって来たことや今後の活動などを紹介していきます。
北海道・栗山町について
栗山町は、北海道に位置する自治体であり、札幌市及び新千歳空港からそれぞれ車で1時間ほどの距離に位置しています。
北海道の内陸に位置する栗山町の主要産業は農業で、種イモの主要産地です。日本の種イモの約10%はここ栗山町で生産されています!
また、栗山町農業振興公社を中心に新規就農者に手厚い支援を行っています。そして、若手農家のコミュニティである、4Hクラブも活発に活動していて、農業の担い手の高齢化が問題視される日本において、栗山町は非常にフレッシュな農家さんが多い自治体です!
農業以外にも、国の登録有形文化財に登録されており、北海道で最古の酒蔵を有する、明治11年創業の小林酒造があるのも、ここ栗山町です。
今までの栗山町での活動
むら塾の栗山町での活動は2018年から始まりました。
栗山町農業振興公社や農家の方々のご支援を受け、長期休みを利用して農業研修を行っています。
コロナ禍で対面活動が自粛された2020年度には、新規就農者の方や職員の方をお招きして、オンラインでワークショップを行いました。
夏合宿では各農家さんのもとでの農業体験や農場見学を中心に活動しています。むら塾の拠点である富津では味わうことの出来ない大規模農業の体験は、むら塾生にとって貴重な機会となっています。
2022年からは、夏合宿に加え3月に春合宿を行っています。2023年の春合宿では、若い農家さんの集まりである4Hクラブと交流したりJA施設の見学をしたりと、充実した3日間を過ごしました。